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島津久光の一行が中途遭遇した外国人は、リチャードソンを含む4人だけではない。

彼等に出会う前、米国商人のユージン・ヴァン・リードにも会っている。

ヴァン・リードは「オーガスティン・ハード商会の商船・ワンダラー号に乗って横浜にやって来たハード商会のアメリカ人商人」。

1869(安政6)年には、領事館書記官に任命される。

彼は日本の文化をよく知り、大名行列を乱してはいけない事も理解していた。





彼は馬に乗っていたが、すぐに降り、馬を道端に寄せて譲り、脱帽した。

薩摩藩士側も、彼が「敬意を示していると了解し」何も起こらずに通り過ぎた。

彼は後に4人を非難し、「彼らは傲慢にふるまった。自らまねいた災難である。」と述べている。



またウィリス医師は、「リチャードソンの遺体の惨状に心を痛め、戦争をも辞すべきでないとする強硬論を持ちながらも、一方で兄への手紙にこう書いている。」

「『英国人は威張りちらして下層の人たちを打擲し、上流階級の人々にも決して敬意を払いません。』
『とりわけ現地の人々の間に非友好的な嫌悪の種をまいたのは我々英国人です。』
『誇り高い日本人にとって、最も凡俗な外国人から自分の面前で人を罵倒するような尊大な態度をとられることは、さぞ耐え難い屈辱であるに違いありません。』」

(正統史年表)



<奈良原喜八郎の理由と幕府への報告>
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