キリン園公園

「スプリング・バレー・ブルワリー」のあったところ。

公園の看板(?)
(自棄酒、昼酒、公園酒・・・)

麒麟麦酒開発記念碑が立っている。
(探訪録)

「スプリング・バレー・ブルワリー」がやがて「ジャパン・ブルワリー」になり、「麒麟麦酒株式会社」になるが、1923(大正12)年、関東大震災で工場を失う。

(詳しくはキリンビール工場山手を参照)

跡地は横浜市に売却される。
1937(昭和12)年に再整備され、キリン園公園となる。
(発祥の地コレクション)

石碑も同時に建てられた。
(かなたび)

この公園のある通りはビアザケ通りと言う。
(vol.31 横浜 山手)

隣の北方小学校の敷地内にはビール井戸があり、当時ビール製造に利用された跡として保管されている。
(社団法人横浜中法人会)

キリンビール工場生麦

1923(大正12)年の関東大震災後、山手の工場を閉鎖し、生麦に移設した。

山手の工場は壊滅したが、すぐに再建を計画。

当時売上を伸ばしていたため、手狭になった山手を離れ、生麦に建設を計画した。

キリンビール工場山手

ビールは日本人にとって大分新しい飲み物である。

「日本人が初めてビールを飲んだのは、1724年のこと」。
(探検コム)

オランダ人が持ち込み、幕府役人や蘭学者が飲んだという。
(World Beer Hiroshima)

「国内で初めてビールを醸造したのは、幕末の化学者、川本幸民(1810～1871)だ」とされている。
(探検コム)

文学の中のおさん

斯波南史(しば・なんそう)による『烈女お三』。
1915(大正4)年7～12月、神奈川新聞の前身『横浜貿易新報』に書いた。

芝居の中のおさん

芝居では、吉田勘兵衛との出会いの場所が変わったりするが、概ね同じ内容である。

出会いの場所としては、身延山久遠寺だけでなく、信濃の善光寺もあるそうだ。